技能実習生のベトナム認定送出機関を公表
技能実習生のベトナム認定送出機関を公表、日越政府の協力覚書で
[2018年4月4日 国際研修協力機構ニュースリリース A]
日本政府とベトナム政府が2017年6月6日に署名し、11月1日に発効した技能実習に関する二国間の協力覚書(MOC)に基づき、このたび認定送出機関が選定され、外国人技能実習機構のホームページに公表された。これにより、2018年9月1日以降は認定送出機関以外からの技能実習生の受け入れが認められなくなる。
2017年6月6日、日本の法務省と外務省、厚生労働省の3省とベトナムの労働傷病兵社会省は、初の技能実習の協力覚書に署名した。同覚書は、技能実習生の送り出しや受け入れに関する約束を定めることにより、技能実習制度を通じて日本からベトナムに対する技能の移転を適正かつ円滑に行い、国際協力を推進することを目的としたもの。
同覚書では、日本側は技能実習法の基準に基づいて監理団体の許可事務・技能実習計画の認定事務を適切に行うなどの事項を約束。一方ベトナム側は、送り出し機関の認定事務を適切に行うほか、送り出し機関の認定取消処分について日本側に情報を提供することなどを約束している。